シリコン

シリコーン、ポリシリコン、シランガスなどの流動層反応装置における高温気固分離問題に対し、シンカイは自社製の焼結金属膜をろ過材として用い高温気固フィルタ分離装置を開発しました。

有機シリコン、ポリシリコン、シランガス業界は常に深刻な環境汚染、高いエネルギー消費、技術や工業化の後進性に悩まされシリコン産業の持続的発展を大きく制限し公害問題は繰り返し議題に上ってきた。シリコン産業の生産工程では多くの気相生成物や固体粒子が発生する。従来の一部の分離装置では精度、耐熱性、機械的特性が低いため高温での気固分離の要求を満たすことができず、後段に入る気相生成物には大量の固体粒子が巻き込まれたままになっています。気相の生成物は凝縮液化し精留塔に濃縮して分離する必要がある。復水の濃縮により、大量のスラリー（主成分はクロロシラン、シリコンパウダーなど）が発生しこのスラリーが最も処理しにくい汚染物質となる。過去には大量のスラリーを単純に埋めたり、直接投棄したりして処理していた時期もありました。その結果、深刻な公害事故が発生し土地は生産されず水資源は深刻なダメージを受けました。

“技術の進歩に伴い、スラリーを処理するために新しいプロセスを採用し一定の成果を上げてきました。現在までの国内のスラリー処理プロセスはアルカリ加水分解、乾燥、加圧ろ過などである。しかし、スラリーの処理には一連の困難があり主に次の5点に反映されている。

1. スラリー処理量が多く、設備費、人件費、エネルギーコストが高い
2. クロロシランが無駄になる
3. 危険要因が大きく、安全操業に大きなデメリットをもたらす。
4. 水資源の浪費が深刻
5. 廃水処理

シリコーン、ポリシリコン、シランガス等の流動層反応器における高温気固分離問題に対し、シンカイは自作焼結金属膜をろ材として使用し高温・高リスクの高温気固フィルタ分離装置を開発しました。常温条件下で気相生成物と固体粒子を完全に分離する。その優れた利点は後工程の処理能力を大幅に削減し、水資源の浪費を抑え、安全性と環境保護の圧力を効果的に低減することができユーザーから広く賞賛されています。”

製品紹介

●焼結金属製フィルターエレメント
●ホットガスフィルター
●製品フィルター
●自動逆洗フィルター
●A-B並列切替フィルター”

物性値
●良好なろ過精度（0.5μm～10μm）
●安全性、環境保全のためのリスク低減
●形状安定性、高強度部品（50barまでの十分な耐圧強度）
●耐腐食性
●透磁率と粒子保持率の定義
●良好な逆洗浄性”

用途
●シリコン粉末のろ過
●触媒のろ過
●製品精製用ろ過
●エアデリバリーのろ過
●ホットガスのろ過
●排ガスのろ過”